【36】アグロデッキの限界とコントロールの拡張性

今日の記事はアグロデッキにとっては悲報、コントロールには朗報かもしれない。

アグロデッキには調整の限界がある。というかほとんど調整できないしするべきではない。

逆にコントロールデッキは調整作業によって戦える相手が変わってくる。拡張性がある。

 

アグロとコントロールの定義

アグロとコントロールの定義をする。

アグロとは自分のリーサルを速く、太く、安定して行うカードを沢山採用したデッキだ。

コントロールとは相手のデッキを遅くし、受けを作り、妨害するカードを沢山採用したデッキだ。

アグロデッキは相手によらず自分の動きを優先するカードを多く採用しているためリストのほとんどが確定枠となる。

反対にコントロールデッキは自分の動きよりも相手の動きをデバフすることを優先するため、デッキの中の自分の動きの枠は必然的に小さくなり、リストの大部分が自由枠となる。

 

アグロデッキはデッキ選択で戦う

アグロデッキは自由枠がほとんどない。そのためデッキ相性さは基本的には覆らない。

またデッキの構造上、コントロール向きの受けや妨害と言ったカードを多く積んでもアグロデッキは強くならない。というか弱くなる。

よってアグロデッキはトーナメントに対して相性が悪く、通りが悪いと感じたら別のデッキに変えるのが正しい対処法となる。

アグロデッキが好きな人がアグロデッキで勝率を上げようと思ったら3種類ほど候補デッキを用意しておいて毎回その中から通りが良さそうなデッキを選択するのが有効なのである。

 

コントロールは自由枠の調整で戦っていく

コントロールは自分のアタックをかける枠が少なめだ。その分自由枠に沢山のコントロールカードを採用することができる。

攻撃面では少ない枚数で成果を上げることができるため、自由枠のほとんどはコントロールカードになる。

多少の相性差であれば調整次第でいくらでも有利にできる。

 

 

お金がないならコントロールおすすめ

これは俺個人のおすすめだが、アグロデッキは寿命が短く、活躍できるかどうかは毎回のデッキ選択によりさらにチャンスが小さくなる。

一見アグロとコントロールならコントロールの方が高く見えるが実際はそんなことない。

アグロデッキはパーツがほとんど必須枠のため需要が集中し、カードも高くなりがち。

コントロールは人それぞれで自由枠が違うから意外と安く買い揃えたりすることもできる。

またコントロールで有れば一デッキ持っていればずっと同じ獲物で打てる。