デザイナーズは公式が意図的に設計したコンボやシナジー、カード群のこと。
例えばアビスロイヤルなんかはデザイナーズである。
プレイヤーズはプレイヤーが発見したおそらく公式が意図してないコンボやシナジー、デッキタイプのこと。
例えばゼーロベンなど。
デザイナーズデッキ、プレイヤーズデッキそれぞれにいいところがある。
デザイナーズは公式の意図を汲むことである程度の出力が出る。これを使ってくださいねと用意されたものはありがたく使えばいい。
プレイヤーズは公式の予想外の動きをするので、めちゃくちゃに強いか、それなりに弱いかになりがちである。
どちらも魅力的で面白く、どちらかが好きでdmやってるなんて人も結構居ると思う。
個人的な感覚の話だが、デッキがコントロールやコンボでもアグロ部分はデザイナーズをどんどん使うべきだ。アグロデッキならば尚更デザイナーズに触れるべきである。
なぜならデザイナーズが環境を定義しているから。
受けや妨害はプレイヤーズの範疇なのでそれを多く取ったコントロールデッキなんかはほぼプレイヤーズと言ってもいい。
つまりコントロールデッキを組んだり、調整する時には定義された環境にアジャストしなければならないため、環境を定義するアグロデッキを一通り理解している必要がある。
結局、コントロール使いはデザイナーズのアグロデッキを理解していないと強くなれないし、デザイナーズのアグロデッキが好きな人(好き嫌いしない人)はコントロールを組ませてみても強いのだ。
環境を理解するためのステップの一番初めは大多数のデザイナーズアグロデッキと突出した強さを持つ少数のプレイヤーズアグロを使い倒すこと。
それが出来ないと行き当たりばったりの無闇なデッキ選択と調整になりがちになってしまうのだ。